日々暮らしていく中で、少なからず不機嫌な人に遭遇することがあります。
不機嫌は他の人にも伝染したりすることもあって、なるべく自分は機嫌良く過ごしたいものです。
今回は自分の機嫌について考えてみます。
1.世の中は理不尽なことばかり
2.自分でコントロールできないことを悩まない
3.理不尽なことから逃げろ
4.まとめ
1.世の中は理不尽なことばかり
毎日の生活は、仕事や家庭や人間関係など基本的には人や社会と関わりで成り立っています。
自分は幸せな気持ちで生きたいと思っていても、思わぬところでイラっとさせられたり、腹を立てる場面もあると思います。
自分は会社員時代に片道1時間程度の車通勤をしていました。
そして、業務時間中も社用車で出かけて仕事をすることも多く、自分の生活の中で車を運転する時間は結構多かったです。
また、ドライブも好きなので休みの日も車で出かけることもあります。
これだけ運転機会が多いと、あおり運転に遭遇することも少なくありません。
これだけ社会問題になっていても、車社会の田舎ではあおり運転はなくならないんですよね。
こちらに非がなくとも一方的にあおってくる車は腹立たしいですが、それに気を取られて自分が運転ミスをしたり不注意になったりするのはもっと悲しいですので、あおり運転に対しては道を譲って先に行かせるのが一番良いと思います。
あおり運転はまさしく理不尽の代表格ですが、日々の生活ではこちらに非がないことでも理不尽なことは結構あります。
おそらく会社員なら、自分の仕事や働き方に対しての評価だったり、会社の人事や異動など納得できない理不尽なことも多いでしょう。
ウマの合わない上司や同僚など、彼ら彼女らが間違っているのに何でこっちが合わせなければならないのか・・・と思うこともあるでしょう。
理不尽なことに出会うとイライラしたり腹立たしい気持ちになりますよね。
2.自分でコントロールできないことを悩まない
自分は理不尽なことに対してこう考えるようにしています。
世の中には一定数の「ダメな人間が存在する」
彼ら、彼女らは理由はわからないが、人に対して高圧的な態度を取ったり、自分勝手なふるまいや行動を取る、人間として未熟で残念な人達だ。
彼らが不幸になるのは一向に構わないが、そのとばっちりを受けて自分が不幸にならないようにしよう。
そう、世の中に一定数存在するダメな人間とは関わらないのが一番なのです。
間違っても彼らの考えを変えさせようとか、話し合いで解決しようとか考えないことです。
あおり運転をしてくるような人や、人間として未熟な人に説法は無意味で、そもそも人の意見を聞くような常識を持っていればそんな行動はしないわけで、関わるだけ無駄なのです。
オススメな行動指針として「自分でコントロールできないことに自分のリソースを使わない」というのがあります。
基本的に他人の言動や行動などは簡単に変えられないですし、会社や組織の方針や評価制度などは自分で変えることは難しいです。
自分で変えたりコントロールできないことに対して、腹を立てたりイライラするのはとても無駄な感情です。
不満な感情にも結構パワーを使いますので、だったらそのパワーを幸せなことや楽しいことに使った方が建設的ですよね。
納得できないことがあったとき、それは自分でコントロールできることなのか(自分で改善できることなのか)冷静に考えて、ダメだと思ったら考えるのをやめて関わらないようにするのが得策です。
3.理不尽なことから逃げろ
人間の時間は有限で人生は時間の連続で成り立っています。
仕事をしている時間も、趣味や遊びの時間も、通勤の時間も、睡眠の時間もすべて人生の一部です。
楽しく幸せな人生は、日々の時間をいかにハッピーに生きるかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
理不尽なことに遭遇してイライラしたり悩んだりする時間はとてももったいないですし、自分が不機嫌になるだけです。
理不尽なことの多くは自分がコントロールできないものなので、関わらずにやり過ごしたり逃げる方法を考える方が得策です。
あおり運転に遭遇したらイライラせずにさっさと道を譲ってやり過ごしましょう。
会社でウマの合わない上司や同僚がいたら、どうしたら極力その人と関わらないように仕事を進められるかを考えましょう。
会社の方針や評価制度に納得いかなければ、それに振り回されないような仕事の仕方をしましょう。
どうしても人間関係や会社の方針に納得できなければ、我慢せず転職などを考えましょう。
できるだけ理不尽に思うことから距離を取って、自分の幸せを実現するために行動するのが良いと思います。
せっかくの自分の人生、イライラや不満で心を支配されないようにして明るく楽しく過ごせる行動を心がけるのが良いでしょう。
4.まとめ
世の中には理不尽なルールや理不尽な人も多いです。
理不尽なことに遭遇したときこそ、その人の人間力が試されるときだと思います。
理不尽にやられて不機嫌になる人、理不尽を華麗にスルーして機嫌良くいられる人。
人は不機嫌になると、会う人にも不機嫌が連鎖します。
その結果、その周辺は不機嫌だらけになって殺伐とした空間になってしまいます。
理不尽なことは誰にでも平等にやってきますが、そんなときでも機嫌良く笑顔でいたいものですね。
結局、自分の機嫌は自分で取るしかないのです。
自分の機嫌を自分で取れない人はまだ大人になりきれない子供みたいなものです。
機嫌良く過ごすことが幸せな人生へ繋がることに気がつけば、きっと明るく楽しい未来が見えてくると思います。