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友人が開発したゲームを購入した話

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自分はゲームが好きで主にアーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)をプレイしています。
ゲームの種類もシューティングゲーム、格闘ゲーム、音楽ゲームなど幅広くプレイします。
今回は久しぶりに家庭用ゲームソフトを購入して思ったことを書いてみます。

1.ゲームのプレイ費用とその価値
2.ゲームソフトの妥当な価格
3.お金の価値とその行方
4.まとめ

1.ゲームのプレイ費用とその価値

自分のゲーム歴は40年を超えるので、自分の人生とゲームは切り離せない関係です。
いわゆるファミコン世代でもあるので、おこづかいを何ヶ月も貯めて一本のゲームソフトを購入することもありました。

また、中高生くらいからは地元のゲームセンターに行くことも多く、100円玉を投入していわゆるワンコインクリアを目指すゲームも多かったです。
(ファンタジーゾーンやドラゴンスピリットなどは当時の記憶も残っており、今もなんとかクリアできます)

ワンプレイ100円という費用は子供にとって絶妙な金額で、当時はゲームセンターでしか体験できないゲームや機械も多かったので、ある意味テーマパーク的な感じでワクワクしながらお金を投入していました。

また、ファミコンのカセットも3800円~4500円程度でしたが、こちらはゲームセンターほどのクオリティーではないにしても、100円で40回プレイすれば元が取れるような価格設定でしたので、自宅でプレイ料金を気にせず何回も遊べることを考えれば絶妙な価格だったと思います。

2.ゲームソフトの妥当な価格

ゲームをしない人にとってみればゲームのプレイ料金やゲームソフト料金は無駄遣いと見えるかもしれませんが、一つのエンタメと考えれば妥当な金額のような気がします。

例えば、映画館で見る映画は概ね1500円~2000円で、DVDやBDソフトは5000円~8000円くらいでしょうか。
コミックは500円前後、新書やハードカバーの一般的な書籍は800円~1500円程度ですからゲームも同じエンタメと考えればゲームセンターで使うお金も自宅で遊ぶゲームソフト料金も趣味と考えればまぁ納得できる金額ではないでしょうか。

どのエンタメも当然原価がかかっており、一つの作品が市場に出るまでは多くの人の人件費や労力がかかっています。

好きなアーティストを応援するいわゆる「推し活」もそのアーティストが新曲を出したり、次のライブなどのパフォーマンスを見るための原資でもあります。
つまり推し活で使ったお金が次の新曲の制作費用になり、次のライブの開催費用になり、もちろん推し本人の給料となり生活費となって、また次回のその推しの活動を支えます

3.お金の価値とその行方

やや話がそれましたが、自分にはゲームを制作している友人がいて彼の会社が久しぶりにゲームをリリースしました。
自分も好きなジャンルの作品だったので、発売前から楽しみにしていて発売日に購入しました。

身バレ防止のため詳しく書けませんが、そのゲームはライセンス商品でもあるためライセンス料金なども考慮するとゲームソフトの料金は10000円くらいかな・・・と覚悟していましたがダウンロード販売ということもあって約4000円という価格でした。

一般的なゲームソフトとしては普通くらいの価格ですが、自分にとってもとても安価に感じました。
その理由を考えてみると、友人が開発している様子(残業だったり忙しさだったり)を何となく知っていた、過去作を含めライセンス商品の大変さも聞いていた、彼らの苦労やその作品に対する思いなども会社のSNS等で知っていた、といくつか思い当たりました。

そして何より、自分が購入した金額の一部が友人の給料となり、生活費となり、幸せに暮らす原資となり、また新しい次のゲームタイトルに繋がると思うと、もう少し高い値段設定でも良いのに・・・と思いました。
もちろん、ゲーム自体の出来にもよりますが、今回の作品もとても楽しめる良い作品でした。

4.まとめ

消費者目線で考えたとき、この商品の価格は妥当なのだろうか・・・と思う場面も少なからずあると思います。
自分にとって一つのゲーム作品が約4000円で購入できたことは、とてもコスパが良くてこの金額で何日も楽しい時間を過ごせるなら安い買い物でした。

自分も日々、スーパーで野菜を買ったりお惣菜やお菓子を買ったりしますが、自分の満足度だけでなく、このトマトを栽培している農家の人や流通で運送している人の思いや生活を想像すると頭が下がるとともにこんなに安価で提供してもらえることに自然と感謝の気持ちになります。

世の中の商品の多くの背後には、苦労して制作している人やその人の生活があり、お金はそれらの感謝の代償としてその人に渡り、その人も生活の中でまた誰かに感謝の代償を支払っていると考えると、やはりお金というのは感謝を形にしたトークンのようなものだと感じます。

友人が開発したゲームソフトを購入することで、久しぶりにそんなお金の基本を思い出したのでした。

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