これまでは読書履歴として1冊ずつレビューを書いていましたが、読んでもあまり自分に響かなかった本などもあり、なかなか深堀りしづらい本もあるため今後はたまにまとめて最近読んだ本を書いていこうと思います。
1.成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈
2.夢と金/西野亮廣
1.成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈
この本は2024年の本屋大賞1位の作品でずっと読んでみたいと思っていたのですが、図書館の予約では200人待ちくらいになっていて(笑)、ようやく借りられたので読むことができました。
タイトルや表紙のイラストから恋愛小説なのかな・・・と思って読み始めましたが良い意味で裏切られる内容でした。
一言で言うと主人公の「成瀬あかり」をとりまく青春物語なのですが、とにかく日常の描写が上手くとても面白いストーリーです。
成瀬あかりは個性的で少し変わり者の女の子ですが、不思議と感情移入できて大胆な行動に徐々に読者も引き込まれていく感じです。
本の内容は6編のショートストーリーから構成されているのですが、これがまた上手に全てのストーリーが絡み合って、全体としてまとまっていくのです。
個人的にはここ最近で読んだ小説で1、2を争うくらいに面白かったです。
成瀬シリーズは他にも続編が出ているようですので、他の作品も読んでみたいと思います。
2.夢と金/西野亮廣
今やお笑いだけでなく様々な活動で知られるキングコングの西野氏の本で、そういえばこれまで彼の本は読んだことがなかったので読んでみました。
西野氏の考え方や生き方などはテレビ番組などで見たことがあり、とても頭の良い人だな~という印象でした。
この本も彼の考え方をわかりやすく例を用いて説明してくれる良書でした。
タイトル通り、「夢について考えるときにお金は無関係ではなく、むしろ工夫して積極的に利用していかないと夢を追うことも生活することも難しい」という内容です。
これは自分も共感できる考え方で、目的は違えどFIREを目指す考え方にも近い感じがします。
西野氏はエンタメ中心の活動ですが、FIREはお金を使って自分の働き方の自由を追いかける活動なので、リタイアを夢と考えると結局は夢の実現にはある程度の経済スキルが必要ということがわかります。
内容もわかりやすくて、考え方の一つとしてとてもためになるのでFIREを目指していなくても普通のサラリーマンは読んでおくと新たな発見があると思います。
個人的に最近思うのは、芸能界であれ普通のサラリーマンであれこれからの時代は「ITリテラシー」と「マネーリテラシー」の両輪がしっかりしていないと生きづらい世の中になっていくと感じています。
あまり学校で教えてもらってこない知識なので、自分で積極的に勉強して活用できる人とそうでない人との差が開いて行って、それが格差になる時代になってきていると思います。
今回初めて西野氏の本を読んでとても良かったので、過去作も何冊か読んでみるつもりです。