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~FIREを目指して~ 第3章 楽天経済圏を利用する

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第2章では支出額を把握してFIREにかかる年数を計算するステップを紹介しました。
今回は毎月の支出額を減らすために楽天ポイントを有効活用する方法を考えてみましょう。
楽天ポイントは他のポイントサービスに比べて貯めやすく、かつ使い道も多いため有効に活用することで生活費を下げることに役立ちます。
楽天経済圏を理解してお得に利用しましょう。

1.楽天ポイントがFIREに有効な理由
2.SPUを理解してポイント獲得アップ
3.楽天マラソンや5の付く日などのイベント活用
4.楽天ポイントを生活費削減に利用する

1.楽天ポイントがFIREに有効な理由

なぜ、楽天ポイントがFIREに有効なのかというと、「楽天ポイントを有効活用することで生活費を下げられる」からです。
FIREは「収入を増やす」そして「支出を減らす」ことで、早期リタイアまでの時間を短縮することができます。
楽天ポイントの活用により「支出を減らす」ことになり、結果的にFIREに近づくのです。
また、FIRE後の生活においても同様に生活費を抑える役目があるので、楽天経済圏を利用しない手はないでしょう。

では、楽天経済圏とはどのようなものなのでしょうか。
楽天経済圏とは、「支出の多くを楽天サービスに集中させることで、多くの楽天ポイントを獲得する」工夫を指します。

楽天サービスは通販の楽天市場だけでなく、楽天カードや楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券、楽天でんきなど多岐に渡ります。
自分の生活の中で楽天サービスに変更できるものがあれば楽天サービスに集中させて、結果的により効率的に楽天ポイントを稼ぐ仕組みが楽天経済圏です。

2.SPUを理解してポイント獲得アップ

なぜ楽天サービスを多く利用すると楽天ポイントが稼げるのか、その理由はSPU(スーパーポイントアッププログラム)という仕組みにあります。

【楽天市場】SPU(スーパーポイントアッププログラム)

詳細はかなり細かいので上記公式サイトを見て頂くとして、代表的なサービスを見ていきましょう。

■楽天カード(+2倍)・・・通常の楽天市場の買い物の1%還元に加えて2%プラスされます。
カード年会費は無料のため、楽天経済圏の最初の一歩ですね。

■楽天銀行(+1倍)・・・正確には楽天銀行口座を開設し、楽天カードの利用分を楽天口座から引き落とし設定をすることでSPU対象となります。
銀行口座開設や維持は無料のため、楽天カードと一緒に抑えておきたいポイントです。

■楽天モバイル(+1倍)・・・1GBまでは無料で使えて楽天LINKというアプリを使えば無料で通話できるため、こちらもSPUでは必須の契約です。

オススメ!
【楽天モバイル 申込手順】Rakuten UN-LIMITを申し込んでみよう

先日レビュー記事を公開しました楽天モバイルの新規申込手順を解説します。
基本的に全てオンラインで申込が完結するので手軽ですが、いくつか注意すべきポイントがあるので画面を使って説明します。

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■楽天市場アプリ(+0.5倍)・・・楽天市場での買い物をブラウザではなく、専用のアプリ上から行うことでSPU対象となります。
スマホを持っていればアプリをダウンロードするだけなので、こちらも必須ですね。

■楽天証券(+1倍)・・・ここは投資という側面を持つので全ての人向けではないですが月に500円以上の投資信託にポイント投資を利用すると対象になるので、比較的条件を満たしやすいと思います。

このように上記のSPU条件を満たすと、通常の楽天会員の1倍を加えて合計6.5倍の楽天ポイントを獲得できるようになります。

そしてこの基本となる6.5倍に加え、不定期に開催される楽天のイベントを利用することでさらに獲得ポイントを増やすことができます。

3.楽天マラソンや5の付く日などのイベント活用

通常時でも6.5倍(=6.5%)のポイント還元が受けられることが理解できたと思いますが、イベント時はさらにポイントの上乗せが可能になるためポイント開催時期は要チェックです。

なお、楽天のイベントは楽天カレンダーで事前にチェック可能です。

楽天ポイントアップカレンダー:キャンペーン-2021年~2022年イベントカレンダー-[楽天カレンダー/みんなのカレンダー]

楽天のイベントの多くは対象サイトからエントリーすることが必要になるため、まずは楽天市場で買い物をする前に必ずエントリーを済ませましょう。
エントリーも「楽天マラソンのエントリー」や「0,5の付く日のエントリー」「楽天イーグルス勝利ポイントアップ用エントリー」など、細かいイベントごとに個々にエントリーが必要になるので、少し面倒ですがお得にするためですので忘れずにエントリーしましょう。

では、具体的に見ていきましょう。
イベントの中でお得度が高く、比較的開催頻度が高いのが楽天マラソンです。

楽天マラソンはイベント期間中に「複数店舗の買い物をすると、店舗数に応じて獲得ポイントがアップする(獲得ポイントの上限あり)」お得なイベントです。
仮に期間中に楽天市場で4店舗を利用してそれぞれ1000円以上の買い物をしたとします。
すると、4店舗利用で通常ポイントに加えて+4倍のポイント還元を受けられます。

つまり、先に書いたように通常時のポイント還元が6.5倍だとすると+4倍となり合計10.5倍のポイント還元となります。

これはかなり大きい還元ですよね、10000円の買い物なら1050円のポイントになりますのでほぼ一割引です。

ただ、「ネットではamazonしか利用しないし・・・」という人も少なくないと思います。
そんな人にオススメなのが、楽天ふるさと納税です。
実は楽天ふるさと納税も楽天マラソンの対象となっており、ふるさと納税なら複数の自治体を利用することも難しくないですし、合計すると金額もそれなりの額になります。

ふるさと納税だけでもお得な制度なのに、それをさらに楽天で利用することでお得度がアップするのでこの組み合わせはぜひ利用しましょう。

4.楽天ポイントを生活費削減に利用する

さて、ここまで楽天経済圏と楽天ポイントの稼ぎ方について説明してきました。
でも、こうして工夫してコツコツ貯めた楽天ポイントを贅沢品に使ってしまってはFIREに役立てることができません。

FIREの基本である「支出を減らす」ことに利用してこそ楽天ポイントが生きてきます。
楽天ポイントが稼げるようになってきたら、次はどのように楽天ポイントを使うかを考えていきましょう。

楽天ポイントを使う上でまず知っておくのが、「通常ポイント」「期間限定ポイント」の違いです。
その名の通り、「期間限定ポイント」使用期限が決められており期限を過ぎると失効してしまいます。
楽天マラソンなどのイベント時に獲得したポイントは「期間限定ポイント」になることが多いです。
「通常ポイント」は通常の楽天市場での買い物で付与されます。

ちなみにコンビニやドラッグストアで楽天ポイントを利用する際は「期間限定ポイント」が先に使われますので安心です。

それでは、有効な使い方ですが実は「通常ポイント」は楽天カードの支払いに使用可能です。
ですので、通常ポイントはほぼ現金と言っても過言ではありません。
毎月の楽天カードの支払いは銀行口座に入った現金から引き落とされるため、これが少しでも減らせるなら現金出費を削減できるのと同じですからね。

ですので、通常ポイントは楽天カードの支払いに使うのが良いでしょう。
ただし、自動的にポイントが使用されるわけではなく、毎月楽天カードアプリなどから支払いに使うポイントを指定する必要がありますので、その点はお忘れなく。

そして「期間限定ポイント」の使い道のオススメは「ドラッグストア」と「ガソリンスタンド」です。
サンドラッグやドラッグトップスでは楽天ポイントで支払いができるので、普段使いの日用品(洗剤やトイレットペーパーなど)を購入することで、生活費の一部を楽天ポイントに置き換えられます。
また、ガソリンスタンドのアポロでも楽天ポイントが使用できるため、普段クルマを運転している人ならガソリン代を楽天ポイントで補うことができます。

どちらにしても、普段現金で支払っている日用品やガソリン代を削減できることになるため、結果的に月額/年額の支出をかなり減らせることになるのです。

これがFIREを目指す人のための楽天経済圏の利用方法です。
言葉にすると地味に聞こえるかもしれませんが、毎月の積み重ねは年額にすると大きな結果となります。

ちなみにほとんどの通販はamazonを利用していて、そこまでガチで楽天を利用していない僕でも年額約6万円くらいは楽天ポイントの還元を受けています。
月に5千円くらいは生活費が削減できていることになるので、決して小さい額ではないと思います。

FIREを目指す際には、日々の支出の見直しに加えて楽天経済圏の利用も一緒に考えるとよりFIRE実現に近づくと思います。

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