FIRE ワーキングスタイル

FIRE後の失業給付と転職サイトの活用方法(前編)

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自分は会社員時代はフルタイムの正社員で働いていて、FIRE後はもう少しゆったりしたライフスタイルにしたいと思っていました。
いわゆる、サイドFIREとかゆるFIREのようなイメージですね。
具体的には週に2~3日の勤務で、在宅でのリモートワークができるような働き方です。
実際にFIREする前の会社員時代から転職サイトに登録してFIRE後の転職先も探していました。

自分が利用しているのは以下の3つの転職サイトです。

(1)リクナビNEXT
(2)リクルートエージェント
(3)リクルートダイレクトスカウト

元々の職種がシステム開発や、サーバ構築、ネットワーク構築等のエンジニア職だったためやはりインターネット上での求人情報の方が探しやすいですし、ハローワークなどの求人より多くの企業が登録しています。

FIREを考えている人の中には転職サイトへの登録なんて必要ないだろう・・・と思う人がいるかもしれませんが個人的にはFIREを検討する人こそ転職サイトを利用すべきだと思っています。

その理由は大きくわけて2つあります。

(1)サイドFIREなどゆるく働きたい条件の求人が見つかれば、完全FIREではなく今の仕事からの転職で、望んでいるライフスタイルを目指すことができる。
(2)退職後すぐに希望の条件の職が見つからなくても、継続して職を探して応募していれば失業給付の求職実績となる。

これらの説明をする前に自分の経験をふまえて、転職サイトを利用した際のやや厳しい現実について触れていきます。

どの転職サイトを利用するとしても、サービスに登録する際は自分のこれまでの職種や経験などを入力してレジュメを作成し、その上で希望する条件や勤務地などを登録していきます。
いわゆる履歴書や業務経歴書をWeb上で作成していく感じですね。

その後はWebから求人検索して応募したり、サービス担当者にメール相談ができるような仕組みですが、希望すれば転職サイトの担当者とZoom等でオンライン面談のようなことも可能でした。

自分がZoomで話した担当者も感じの良い方でしたが、エンジニアとしての技術的なスキルとは別に厳しい現実があることを教えて貰いました。
それは「40~50歳代の方の書類審査突破率は5%程度」ということです。

人手不足の昨今ですが、アラフォーとアラフィフの転職はこれが現実です。
つまり、25社くらい応募してようやく1社書類審査が通って面接までたどり着ける感じです。(もちろん面接まで行ったとしても採用される保証もありません)

転職サイトの担当者も「ですので、転職活動においてはどんどん応募して数をこなしていかないと結果が出ないため、書類で不採用でも落ち込まずにいろいろな企業に応募しましょう」と言っていました。

高年齢での転職活動は厳しいなぁ・・・と痛感しましたが、後々この現実も案外利用価値があることを知るのでした。

後編に続きます。

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